大谷選手の元通訳水原一平氏の驚くべき事実が世界中を駆け巡った。
なんで…
大谷くんがさも関わったような、彼を貶めるようなことを言ってしまったのか。今まで一生懸命サポートしてくれて、本当に良き相棒であったはずなのに。酷い。
もちろん、わたしだって思った。
ただ、水原氏が“ギャンブル依存症”と聞いて、病気なんだな、と悟った。計られたんだな、と。
ギャンブルではないが、身近に“依存症”の人間がいるからよくわかる。
脳の病気なんだ。“依存症”の人間は、自分を救うためにはどんな嘘も吐く。それが悪いとか悪くないとか、そういうことを考える思考回路が壊れてる。家族にでも、世話になった人にでも、容赦なく嘘を吐く。
水原氏自身も騙されたのだろうけれど、病気だからと言って許されるものではない。
ただ、病気ならちゃんと治療すべきだ。
“底つき”が来たのだから、病気であることを自覚し、専門の治療を受けて生まれ変わってほしい。
わたしの家族は“薬物依存症”だった。
薬を買うために嘘を重ね、人のお金も盗んだ。“依存症”は人格さえ変えてしまう。壊れた脳が物事の善し悪しをわからなくしていく。
恐ろしい病だ。
文芸社から、依存症の実態を記した本を出してます。
水原さん、人に迷惑をかけ、人を傷つけたのです。治療してください。